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2020-04

第34回日本工業大学建築設計競技【課題発表】

Posted on 2020-04-17

課  題:四季を感じる住まい

審査委員:竹原 義二(建築家/無有建築工房 主宰)
小川 次郎(日本工業大学建築学部建築学科 教授)
竹内 宏俊(日本工業大学建築学部建築学科 准教授)

提出期限:2020年8月31日(月)消印有効

入賞発表:2020年9月中旬 ホームページ上で発表

応募要項:こちらからダウンロードしてください

全てのものには始まりがあり、盛りがあり、終わりがある。
春に芽吹き、夏に茂り、秋に実り、冬に枯れ、そして、再び春が巡りくる。
日本には途切れることのない無限の円環として四季がある。
最近の住宅は、四季が感じ取れないものが多く見受けられます。高気密・高断熱の住宅では空気がコントロールされ、窓を開閉する回数が減りました。これは内と外の関係性が薄くなっているということです。皆さんの住まいはどうでしょうか。
住まいを計画するとき、どのような敷地を選定するかはとても重要になります。光と風と緑にあふれ自然とともに暮らすということは、単に、広い庭のある家に住むということとは違います。内と外との関係性が大切なのです。庭とのつながりなど、季節を感じ取れる仕掛けを生み出すとともに、道との接し方や両隣との境界の作り方などを考えながら建物の配置を決めてください。
住まいは完成した商品ではありません。住む人が生活の工夫を加えることで、快適性を超えた、住むことの歓びを味わうことのできる、住み続けられる住まいの提案を期待しています。

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