日本工業大学建築設計競技
第33回日本工業大学建築設計競技 【審査結果】
第33回日本工業大学建築設計競技(課題「ひかりの建築に住む」)は、53校より179点の応募がありました。
第33回日本工業大学建築設計競技【課題発表】
課 題:ひかりの建築に住む
審査委員:西田司(建築家/株式会社オンデザインパートナーズ 代表)
西本真一(本学建築学部教授)
吉村英孝(本学建築学部准教授)
提出期限:2019年8月31日(土)消印有効
入賞発表:2019年9月中旬 ホームページ上で発表
応募要項:こちらからダウンロードしてください
光の体験が魅力的な建築を、「ひかりの建築」と呼びます。
建築にとってのひかりは、訪れた人の感情を驚くほど高揚させるものです。旅先でフラッと立ち寄った教会の光に神々しい気持ちを掻き立てられたり、遺跡のなかでの光に生命力を感じたり、茶室の障子越しの光の揺らぎに自然の移ろいを感じたりと。ひかりの建築を体験すればするほど、その価値を表現する言葉も叙情的になり、建築のひかりをとても豊かに味わうことができるようになります。
世界には、そんなひかりを設計することで著名な建築家がたくさんいます。コルビュジエのひかり、フランク・ロイド・ライトのひかり、ルイス・カーンのひかり、、、ここではあげきることができません。彼らがつくる建築とひかりを体験しに、世界中から人が集まります。ひかりの建築に、国や地域を超えて、人は惹きつけられているのです。
この課題では、まずひかりの建築を考え、ひかりの状態を考え、ひかりの魅力を表現することに集中してください。その際、敷地の場所や、季節、気候条件は、自由に決めて構いません。そのひかりの建築に、住むとしたら、どう暮らしていくのか、どんな家になるかを、想像し、その場所に暮らす意味を付け足していくとよいでしょう。ここで大切なのは、何よりも「ひかりの建築」を魅力的に設計することで、そのひかりを最大限体験するために空間のサイズや輪郭や敷地を決め、そこを住みこなすという感覚が求められています。
また、ひかりの建築を美しく表現する方法も、一緒に考えてください。美しいひかりの建築を表現することから、ひかりの建築の魅力を増幅させ、そこに訪れたくなるような気持ちにさせてくれる提案をまっています。
第32回日本工業大学建築設計競技の授賞式が開催されました
2018年11月3日(土)に、第32回日本工業大学建築設計競技の表彰式が開催されました。また、審査委員長であるヨコミゾマコト氏(aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所主宰/東京芸術大学美術学部建築科教授)によるスライドレクチャーも行われました。
入賞作品は、本学LCセンターギャラリーに展示されています(11月30日(金)まで)。
審査結果はこちらをご覧下さい。
第32回日本工業大学建築設計競技【審査結果発表】
第32回日本工業大学建築設計競技(課題「4匹目の子ぶたの家」)は、60校より196点の応募がありました。
第32回日本工業大学建築設計競技[課題発表]
第32回日本工業大学建築設計競技[課題発表]
[審査委員]
・ヨコミゾマコト[aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所主宰/東京芸術大学美術学部建築学科教授]
※プロフィールはこちらをご覧下さい
・小川次郎[日本工業大学建築学部教授]
・足立真[日本工業大学建築学部教授]
[課題]4匹目の子ぶたの家
わらの家、木の家、そしてレンガの家が登場し、子ぶたの兄弟が怖い狼から身を守るという童話「3匹の子ぶた」は、みなさんご存知ですよね。その子ぶたの兄弟に4匹目がいたらしい、という話はご存知ですか?実は、僕も知りませんでした。豚は一度に10頭くらい生まれるそうですから、確かに4匹目がいてもおかしくはありません。ここでは、その正否は問わず“4匹目がいた”ことにしてしまいましょう!
さて、その4匹目の子ぶたは、どこに、どんな材料で、どんな家を建てたでしょうか?それが今年の課題です。国や地域、場所や時代、その他条件設定は自由です。しかし、その条件設定はとても重要です。子ぶた達はそれぞれに、身の回りにある入手しやすい材料を選びました。その材料で作られた家が、狼の持つ力に耐えられなかったのは、そのことを想定していなかったからです。あらかじめちゃんと想定し、必要と思われる工夫がされていれば、わらを使っても、十分に強い家ができたかもしれないのです。
どこに、を考えるとき、その場所ではどんな生活が期待できるのか、を考えましょう。そして、その場所で容易に手に入る材料とは、どんなものがあるか、を考えましょう。さらに、その選んだ材料の特性を十分に活かすには、どんな家が良いのか、を考えましょう。逆の発想で、□□を材料として使いたいから、それが入手しやすい〇〇を場所として選びました、でも良いでしょう。オリジナルの童話「3匹の子ぶた」の続きを思い描いても結構ですし、時代も背景も大きく異なる別世界に物語の舞台を移してしまっても結構です。たくさんの楽しい提案をお待ちしています。
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[提出期限] ・2018年8月31日[金]消印有効
[入賞発表] ・2018年9月上旬[ホームページ上にて発表]
[授賞式] ・2018年11月3日[土]
第31回日本工業大学建築設計競技【審査結果発表】
第31回日本工業大学建築設計競技(課題「風景を開く家」)は、60校より192点の応募がありました。
第31回日本工業大学建築設計競技[課題発表]
第31回日本工業大学建築設計競技
課 題 「風景を開く家」
提出期限 2017年8月31日(木)消印有効
入賞発表 2017年9月上旬 ホームページ上で発表
審査委員
宮晶子 建築家 日本女子大学准教授
勝木祐仁 日本工業大学生活環境デザイン学科 准教授
竹内宏俊 日本工業大学建築学科 准教授
第30回日本工業大学建築設計競技【審査結果発表】
第30回日本工業大学建築設計競技(課題「おとなりも考える家」)は、49校より138点の応募がありました。入賞者は下記の通りです。
第30回日本工業大学建築設計競技[課題発表]
第30回日本工業大学建築設計競技
[審査委員]
・野沢正光[建築家] ※プロフィールはこちらをご覧下さい
・吉村英孝[日本工業大学建築学科准教授]
・金野千恵[日本工業大学生活環境デザイン学科助教]
[テーマ]おとなりも考える家
おおくの場合、家は一軒だけで建っているわけではありません。いくつもの家々が町を形づくります。例えば「自分の家」を基点に考えると私の家の両となりの家、そして道を挟んだ前の三軒の家が一番身近なおとなりです。おとなりは親しみの対象でもあり気遣いの対象でもあります。各々の住宅によって作られる良い関係を結ぶ計画は、次々につながり、町をつくり、人のつながりをつくるのです。
おとなりとのつながりを考えることは、人のつながりだけでなく、光や風そして緑など自然を分かち合う快適な環境をつくることになるのです。緑は夏、涼しい環境をつくり日よけにもなります。日の光を十分に取り入れることは、冬暖かく暖房を少なくします。
「おとなりも考える家」は、人がつながる町づくり、自然エネルギーを活用する町づくりまでを射程に入れた今日的な課題なのです。皆さんのよく考えられた提案をお待ちします。
以下に設計の条件を書き記します。
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この課題でみなさんに期待したいのは、どのように建物を配置し、おとなりや緑を含めた周辺環境を考えた一軒の住宅をつくるかです。
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- 敷地は郊外住宅地とします。自由に想定してください。
- 自動車は一台所有するものとします。
- 意欲のある人は、向こう三軒両となりを含む計6軒まとめた設計に挑戦してくれても構いません。
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私が設計した16棟の住宅、「ソーラータウン府中」は参考になるかもしれません。
http://www.noz-bw.com/works/fuchudomino/post_13.htmlをご覧ください。
[野沢正光]
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[提出期限] ・2016年8月26日[金]消印有効
[入賞発表] ・2016年9月上旬[ホームページ上にて発表]
[授賞式] ・2016年11月6日[日]
第29回日本工業大学建築設計競技の表彰式が開催されました
11月3日(火)に、第29回日本工業大学建築設計競技の表彰式が開催されました。
また、審査委員長である赤松佳珠子氏(建築家/CAtパートナー・法政大学准教授)によるスライドレクチャーも行われました。
審査結果はこちらをご覧下さい。